森と人
モノと人
人と人
を
つなぐ
地域商社
「今を生きる人の幸せは、未来を生きる人の犠牲の上に成り立っていないだろうか。」
「良かれと思ってやっていることでも、どこかにしわ寄せが行っていないだろうか。」
少し俯瞰して見てみたり、少し立ち止まって考えてみたりすると、一つの物事にはいろんな側面がある事に気が付きます。未来の人も幸せに、どこにもしわ寄せが行かない様に、事業活動においても多面的なものの見方と、多様性を受容することが大切だと私たちは考えます。そして、無理なくみんなが豊かに前に進むためには、社会貢献と利益追求を車の両輪に見立てて、その両輪を同じスピードで進めていかなくてはなりません。
ビジネスとしてその両輪を創り出すこと、そしてその両輪を回し続けるお手伝いをすること、そういった役割を私たち『やの商店』は社会の中で担っていきます。

森と人
私たちは、山の森林からたくさんの恩恵を受けて暮らしています。山に降った雨は土中の豊富な栄養を伴って川へ、そして海へと流れていくことで、水辺の生態系を育み、水産資源として私たちの暮らしを豊かにしてくれます。
また、山の森林が持つ保水力によって、渇水被害や下流域での洪水被害などの災害から、私たちの暮らしを守ってくれています。でも、これらの恩恵は「健康な森林」でなければ作り出せないこと。健康な森林づくりで大切なことの一つに、土壌に日光をしっかりと届かせるための間伐作業があります。やの商店は、その作業で出た間伐材や整備された森林空間をデザインし、販売・提供することで、山の整備の担い手さんをサポートします。

モノと人
作り手と使い手を繋ぐのがやの商店が担う役割の一つです。作り手が想いを込めて生み出した様々なモノと、それを必要としている使い手を繋ぐことで、お互いが幸せになる関係を生み出したいと思います。作り手の想いを伝える販売代理店の視点と、使い手の立場に立った購入代理店の視点の両方を持つことで、両者にとっての最適で円滑な取引をお手伝いいたします。そうなると作り手も使い手もご自身本来の仕事に専念でき、より豊かで良質なモノが生み出されるはずです。
私たちは物事をより円滑に進めるための“潤滑油”であり、またそれぞれの立場で生まれるギャップを埋める存在でもあり、社会の豊かさを意識したトレーディングカンパニーとして活動しています。

人と人
新しくお店を始めたり、新規事業を立ち上げたりと、何かを生み出そうとするときに、的確な人材を集めて強力なチームをつくることもやの商店の仕事です。これまでにない、より豊かなモノを新しく創り出そうとするときには、異質な人どうしが交わりお互いを認め合い協力することで、初めて新たな価値を生み出すことが可能です。
一見、異分野で自分とは関わりのないと思う人でも、様々な得意分野を持った人たちが集い、それぞれ意見を出し合い認め合ったら強力なチームになります。やの商店は、多様な人たちがシナジーを生み出すための触媒となったり、しっかりとみんなで前に進むための緩衝材となったりと、チームづくりをサポートいたします。